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2007年8月 3日 (金)

瑕疵、建築ミスへの対策

建築には大小様々なミスは付き物だと思っています。

特にその場作業となるユニット工法以外の場合には、修正も手軽な反面、ミスも起こりがちです。
大抵は大工さん自ら気付いて直すのでしょうが、たまに現場の監督さんチェックであったり、施主の訪問時に見つかる事もあります。

完全なミスでない場合もありますが、図面では判らなかった不具合を現場調整でやってもらったりもできますので、できるだけ頻繁に建築現場に図面を頭に入れた上で足を運ぶべきです。
私もいくつかの現調修正のお願いとミスの発見をしました。良かったと思います。
そんなの苦手だとか言ってる場合ではありません。
今後住む家なのです。自分がやらずして誰がやりますか?

さて、あまり考えたくない事ですが、重大なミス(瑕疵)が起こることがあります。
この対策としては、上述の通りくまなく見て回る事が未然に防ぐ手立てになりますが、それでもチェックしきれないところが出てきます。
私が提案する最も有効な方法は、全て写真に撮る事です。
屋根裏、床下、壁内、全てです。重要だと思う思わないは考えず、とにかく撮っておく事を勧めておきます。

なぜなら、瑕疵が起こった際の重要な証拠になりうるからです。

建築が終わって、現場監督付き添いの施主チェックが終わり引渡しが完了したとして、何か問題が起きたとします。
当然、ハウスメーカーは直す部分はきちんと直してくれます。
が、お詫びとしてはかなり重大なミス(工事期間が長期で普通に暮らせない)でも慰謝料としての額はしれています。
良くて100万円、通常50万円以下でしょう。
もちろん新築なのにその間は人も呼べませんよね、格好悪くて。近所からもバレそうなのにです。

新築だ!と喜び勇んで住み始めた途端に壁や天井や床を壊さなければならない程のミスが出た悔しさ、想像できますか?
その状況でも50万そこそこの提示しかないのです。
明らかにメーカーのミスなのに、です。

しかし、考えようによっては引渡し後だから50万でも出してもらえるとも考えられます。
引渡し前なら修正で片付けられてしまうでしょうから。

さて、50万円程度だとするメーカーの言い分としては、仮にこれを裁判に持ち込んで施主が勝ったとしてもメーカーに求められる慰謝料がその程度が上限だからです。
おかしな部分を直した前提で、気持ちだけの整理という事になるので、どれだけ悔しくてもそんなもののようです。

じゃあ泣き寝入りでしょうか?
否、実は証拠として写真を残しておくことがここで重用になります。
今はメーカーにとっては不幸な事にインターネットの時代です。
ブログやHPでこの写真を簡単に公開してしまうことができるのです。変な対応をしてそれを公開されて、評判を落とす事が最も怖いようなのです。

建築日記のような形で頻繁に更新し、営業担当にもそのブログを教えておいたりする事も予防策のひとつとなります。
変な事があればすぐに広まってしまう恐怖があるので、チェックをしっかりするようになります。
大工さんとの関係をおかしくしない程度に抑えるのが難しいところかもしれません(^^;

瑕疵が起きた際、その部分を写した中に証拠となるものが写っていれば、世の中に公開されてしまう、と思わせる事が重要です。
そうなると、何も言わずとも慰謝料は上がって来ます。
もしもこれでもラチがあかない場合には、写真と文章をメーカーの顧客対応部署か社長に送りつけると決定権のある人がすっ飛んで来ます。
営業所レベルではどうしても動けない部分がありますので、上から行けば誰にとってもスムーズに終わって、楽な決着を得る事ができるのです。

もちろん、そのような事にならないようにチェックするのが最大の目的ですが、写真というのはそれ程に重要なものであるということです。
デジカメのメモリ容量を増やしておきましょう(^^)

もちろん、何もなければ良い思い出にもなるのです!

  参考図書です。
     ↓

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