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2007年7月11日 (水)

親、または自分の老後のため

親が元気なうちに二世帯住宅を建てる場合には気付き難いけれど、対策しておくべきポイントについてです。

ます、普通は土地に対して家の基礎はなるべく高くしたいのが心理だと思います。
隣の家や周りより少しでも高いと見栄えが良い。周りから除かれ難いというのが理由です。

しかし、高くするということは階段が増えるということです。
老人や障害者には1段でも低くしてもらいたいものです。
階段を作るにしても、将来はスロープを作れるスペースを確保しておいたり、手摺を付ける前提で考えておくべきでしょう。
スロープは意外と場所を取るもので、30cm上がるために車1台分の距離が必要です。

家の中に目を移すと、廊下があります。普通90cmの幅が一般的です。
最近ではメーターモジュールで1mの場合もあります。
しかし、もしも車椅子生活になるか、または手摺を全廊下に付けるとした場合、その幅で大丈夫でしょうか?
モデルハウスやオープンハウスで見てみると良いでしょう。

関連して、廊下や階段に手摺を後付けする場合によくあるのが強度不足です。
軽く体重かけるだけであれば気になりませんが、本気で体重をかけないと上がれない人がいます。そのような場合、ぐらついたり酷いと取れてしまいます。

それを回避するには予め、壁の中に親(または自分たちも含め)の体格を考えた高さに補強板を入れておくべきです。
後々改築の際にはその図面を元に、ビス打ち位置を確認すればOKです。

バリアフリーは最近では当然ですが、案外危ないのが畳スペースと呼ばれるところを居間に作る場合です。
見掛けやパンフレットのイメージで高い位置に作ってしまいがちですが、これが良い場合もありますし、段差が邪魔で上れない場合もあります。
どっちが良いとは言えませんが検討する意味はあるでしょう。

トイレの場所と扉の開口幅や形状も検討部分です。
弱ってくると間違いなく寝室の近くにトイレが必要です。
しかも車椅子だったりしますので、ある程度の開口とトイレ自体の広さが必要です。
あとは、本当なら扉よりも戸が良いとされます。
一歩下がらなくて良いからです。しかし、戸は横方向に場所を取ります。
最近では、この中間のような機構の扉もありますので、住宅メーカーに問い合わせると良いでしょう。

このように、色々と想像してみると対策を取っておける部分があります。
弱ってから困り、なるべく改築をしなくて良いように検討を進めると良いですよ(^^)

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